凹凸電脳手記 

これはブログ。

他人の夢の話がおもしろかったためしはない

それでも、僕はしたくなる昨日みたカオスな夢の話を。

もちろん、ここでの夢は将来の夢のほうではなく、寝てみる方のだ。
自分の未来を嬉々として語るタイプではない、僕は。
恥ずかしがり屋さんなので。

僕の親父は、変わった夢をみると興奮気味に家族みんなに話してくれる。
しかし、それが恐ろしくつまらない。

親父がつまらないのか、夢の話というものがそもそもつまらないものなのか。

他人の夢の話を聞いて、おもしろかった記憶というものがなかなか辿れないので、
「夢の話はつまらない。」という結論でとりあえずは、良いと思う。

しかし、悲しいかな、僕もおもしろかった夢の話はついしたくなってしまうもので、
母親はまたもや被害者である。

なぜ他人の夢の話はつまらないのだろう。

夢の内容は、言葉だけで表現しようとすればあまりに荒唐無稽すぎる。
見ている間は大抵気にならないけど、いきなり場面や登場人物がかわっていたりしないだろうか。
突然蝶になったり、夢の中で夢を見たり、昔の同級生がでてきたりと
脳は好き勝手に話を展開させてしまう。

まあ当然、そんなデタラメ話に順序もオチもクソもあったもんじゃなくて、
ただただ本人としてはありえない出来事をめまぐるしく体験していること自体に面白みを感じてしまう。
聞いている側としては、内容も薄いし、説明も抽象的でオチもないからさぞかし退屈だろう。まあ夢だしね、そんなこともあるよという感想以外思い浮かばないよね。
映像が伴っていて、やっとその荒唐無稽さがおもしろく感じるものだ。
自分の夢を他人に見せられたら面白いのかもしれない。

ちなみに唯一うけた覚えのある夢の話は、夢精の話だ。

その夢ではパソコンが壊れて、修理の末やっと起動に成功したところで僕は射精した。
あれはびっくりだった。リンゴのマークが画面に表示された瞬間、僕のパンツは濡れていたのだ。
一応いっておくが、この話は母親にはしていない。友達にした話である。

射精という現実パートが伴ってやっと、ちょっと夢の話も面白くなれたのだと思う。
これがもし、夢の中でパソコンの起動に興奮して勃起して射精までしちゃったんだよ、まあ実際起きたら全然勃ってもいなかったけどねという話だったら、きっとダメだっただろう。

でも、こうして文字に起こしてみるとやっぱりそんなにおもしろくない...

夢日記を書くのはやめたほうがいい。

直接誰かに話すと、しらけた反応が否めないので、一時期、夢の話はtwitterに書き込んで話したい欲を解消させていた。

しかし、ここで一つ弊害がでてくる。

夢日記をつけ続けると現実と夢が混同してしまう、と聞いたことがないだろうか。

僕は夢日記をつけている、という意識は当時なかったが実質的に文字に起こしていまっているので夢の内容をしっかり覚えてしまっていた。

おそらくそれが原因で何気ない日常っぽい夢をみると、それがたまに現実だったのか夢なのかあやふやになってしまうという現象に陥ってしまったのだ。
少し前の予定を遡れば、それが夢だったとわかるので、日常生活に異常をきたしたことはなかったが、なんだか怖いのでtwitterにかくことはやめた。

そのおかげか今は夢と現実を混同することはない。

結局、夢の話は自分の中で留めた方がいい気がしてきた。

他人がきいても、おもしろくない。書き留めると、精神的によくない。
夢はみてもすぐに忘れた方がいいのかもしれない。

でも、誰かから聞いた夢の話で、おもしろかったという例があれば知りたいな。

 

 

 

 

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